きたみのムービー(映画)ブログ(仮)

こんにちは、きたみです。日記のような感じでダラダラと書きたいと思います。好きな食べ物はラーメン、そば、オムライス。嫌いな食べ物はナス。趣味はサッカー、古着、邦ロック、フィルムカメラ撮影、お散歩。

【映画・ネタバレあり】愛がなんだの感想。観てから思ったこと

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★★★★★★★★☆☆ 8点/10点満点

 

 こんにちは!今回は「愛がなんだ」についてお話ししていこうと思います。

途中ネタバレが含まれている箇所がありますので、まだ観てない人は注意してくださいね!

 

◎あらすじ

28歳OLのテルコがマモル(マモちゃん)に出会ってからの生活は全てマモちゃん中心に動いている。

仕事中でも真夜中でも、マモちゃんから連絡が来れば最優先して飛んでいく。

会社の同僚、親友、誰に冷たい目で見られても。マモちゃんがいてくれれば全てどうでもいいのだ。

ただ、マモちゃんにとってはテルコはただの都合のいい女でしかないのだ。

 

ある日、朝まで飲んでマモちゃんの家に泊まったことから二人は急接近し、やっと恋人に昇格した!と思ったテルコはマモちゃんの家の家事を頼まれてもいないのに全て行い、終いには仕事までも辞めてしまう。そんな時、パッとマモちゃんからの連絡が途絶えてしまう。

 

それから数ヶ月経ったある日、いきなりマモちゃんから電話が。会いに行くと、マモちゃんの隣には年上の女性であるすみれさんがいた。

その日以来、テルコ、マモちゃん、すみれさんの三角関係が始まったのだった…

 

 

◎キャストとキャラクター

 

山田テルコ(岸井ゆきの

主人公。平凡なOL。マモちゃんに対して全力の恋を繰り広げる。

 

田中守(成田凌

出版社の社員。テルコろ微妙な関係に居続ける。

 

葉子(深川麻衣

テルコの友人。ライター。母と二人暮し。

 

ナカハラ(若葉竜也

葉子の年下の恋人。葉子に対して忠実に従う。カメラマンのアシスタント。

 

塚越すみれ(江口のりこ

学習塾の事務員。個性的で自由人。

 

 

監督は「知らない、ふたり」「パンとバスと二度目の初恋」などで知られる今泉力哉さんです。

 

パンとバスと2度目のハツコイ
 

 

そして原作を著したのが角田光代さんですね。「八日目の蝉」「紙の月」などは映画化もされています。

 

 

八日目の蝉

八日目の蝉

 

 

八日目の蝉 (中公文庫)

八日目の蝉 (中公文庫)

 

 

主題歌はHomecomings「Cakes」となっております。

 

 

Cakes

Cakes

  • Homecomings
  • ロック
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 

 

◎感想

僕はこの映画を二度試み、どちらとも満席で観ることができずにいた。

当然、かなり期待して映画を観た。

 

観てからの感想は、よかったけど…って感じで期待値を上回りはしなかった。

理由は登場人物に深く感情移入できなかったからだ。

テルコの気持ちがわかる人だったり、実体験と似てる人だったらかなりグサグサ心に突き刺さって…とかあるかもしれない。

 

恋人がいても、マモちゃんみたいにはしていない。(と思う)

個人的に一番良かったのはナカハラ。気持ちがわかって悲しくもなったし、何よりあの泣きそうな演技がグッときた。ナカハラのシーンでは名前叫びそうになりました笑

 

結局あの映画で伝えたかったことはなんだろうと、観た後のバイト中も考えていた。

 

好意の強い方が、好意の弱い方に主導権を握られる。

ただ、いざ好意の弱い方が他の人が好きになり、逆の立場になると、その場では相手に主導権を握られる。

 

相手のことめちゃめちゃ好きだともうその行為の正しさとかわからなくなっちゃうんだと思ったな。相手が嬉しいと思ってること、思いそうなことを全てやっちゃう、的な。

 

お互いの好き度が同じくらいだとやっぱしいいのかなあ、んん…

 

登場人物たちは皆他人を求めていて、それはなんのためなのかというと自分の存在を確かめたくてしているのかとも思ったな、

 

でもやっぱり一番はナカハラの「幸せになりたいっすね」が全てだと思っていて、この映画のみんな幸せになりたいから行動に出てるんだと思う。

 

映画自体一つ一つリアルで細かくて圧倒された。

テルコとマモちゃんの最後あたりのシーン。テルコのお茶がマモちゃんのお茶より少なかった。優しさかな、それとも渡す前に少しキッチンの方で飲んだのかな、

 

もうおじさんになってからこの映画を観たら「ああ、若いなあ」なんて思うのかなあ、、

 

 

笑えるシーンも結構あって、すごく満足でした!

またDVDが出てから観て、新しい視点から観たいとも思いました!

 

 

 

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きたみ